
実家から出てついに夢の「一人暮らし」。
誰の制約もなく、自由にできる一人の空間です。
憧れている人も多いのではないでしょうか?

私も一人暮らしを始める時、ワクワクとドキドキで胸がいっぱいでした。
しかし、何事においてもメリットとデメリットがありますよね。
一人暮らしにも同じ事がいえます。
そんなあなたの一人暮らしでのメリット、デメリット、対処法についまとめてみました。
これから一人暮らしをする人の参考になれば良いと思います。



一人暮らしにはどんなメリット、デメリットがあるでしょうか?
一人暮らしの4つの大きなメリット


大きな4つのメリットについてご紹介します。
4つの大きなメリット
- 自分のペースで行動できる
- 友達や恋人を呼びやすい
- 熱中したい時に集中できる
- いろいろな生活力が身に付く
それぞれについて少し解説しますね。
自分のペースで行動できる
自分のペースで生活でき、好きなインテリアで部屋を飾ることもできる。
まさに自分の城。
自分の空間ですので、何をしても自由です。
荷物も置き放題。
脱いだままでも、散らばっていても誰も文句を言いません!



もちろん、家族とのテレビチャンネル争いもないですね!
友達や恋人を部屋に呼びやすい
やっぱり家に友達や恋人を呼ぶのに、実家だと呼びにくいですよね。
でも、一人暮らしでは誰にも気兼ねせず家に招き、時に深夜まで語らうこともできます。
恋人とDVDを見たり、楽しいおうちデートも企画できますね。
熱中したいときに集中できる。
家族の目を気にすることなく、自分がやりたいことに没頭することができます。
好きな本を夜遅くまで読んでいても誰にも文句は言われません。
やりたいことに集中できます。
いろいろな生活力が身につく!
実家で暮らしていると意識しないとやらないのが家事。
家事をこなしていくことはまさに、「生活力が身につく!」ということです。
生活力は今後生きていく上で非常に大切です。
このようなことが一人暮らしでは身につくのでしょう。
身に付く生活力の例
- 家事のスキル
- 自立品が養える=判断力がつく
- お金のやりくりが上手になる
- 家族のありがたみを感じる=感性が豊かになる
家事のスキルが身につく
一人暮らしだと料理や掃除、洗濯などの家事を一人でする必要があります。
家族を手伝っているのとはわけが違いますよね。
「手伝う」から「家事をする」への変化はとても大きいと思います。
例えば、洗濯なら「裏返しのまま洗濯機にいれると、あとで面倒だな」ということに気づく、そのようなことが多々あります。
また、自分のペースで自分が食べたい料理を作ることもできます。



料理のレパートリーも増えそうですね。



生きていくのに必要かつ、有利なスキルですね。是非身につけたいですね。
自立心が養える=判断力がつく
一人暮らしをしていくうちに時間の管理ができるようになってきます。
何事も一人でやるという気持ちが判断力をつけてくれます。
そのためか、特に年配の方からは「立派に自立している」というイメージを持たれることが多いです。



それだけ一人暮らしをするのは大変だということですね。
お金のやりくりが上手になる
毎月の家賃、光熱費、食費など支払いに必要な出費が必ずありますよね。
それを意識して生活することになります。
買い物もその一つ。
金額を考えながらの買い物で食品の相場にも詳しくなります。
家族のありがたみを感じる
お腹がすけば温かい料理がでてくる。
帰ってくると電気がついていて、家族がいる。
そんな家に帰ることは一人では味わえない暖かな、ホッとできる瞬間ではないでしょうか。
実家暮らしが当たり前だったあなたは一人暮らしをすると痛烈に寂しさを感じるでしょう。
家族に対して感謝の気持ちが芽生え、家族との関係がよくなる人もいます。
デメリット


一人暮らしをする上でのデメリットをまとめてみました。
一人暮らしのデメリット
- お金がかかる
- 生活費のやりくりが大変
- 物件選びも自分一人でする
- 生活のすべてを自分でやる
- 生活習慣の乱れ
- トラブルが起きたときのリスクが高い
それぞれどういったことが想定されるかみてみましょう。
お金がかかる
新社会人は1か月どのぐらい生活費がかかるのでしょうか。
例を書いてみたいと思います。
新社会人の1か月の生活費平均およそ16万円
一人暮らしに必要な初期費用は約55万円~63万円程です。
例)1か月7万円の部屋を借りる
- 敷金(家賃2か月分) 14万円
- 礼金(家賃2カ月分) 14万円
- 初月の家賃 1か月分 7万円
- 仲介手数料(家賃1か月分) 7万円
- 引越し費用 3万円~6万円
- 家具家電購入費用 10万円~15万円
計、55万円~63万円
次に、毎月かかる生活費は約9万7千円~14万5千円程です。
例)1か月の生活費の内訳
- 家賃 7万円
- 光熱費 5千円~2万円
- 食費 2万円~5万円(2万円はかなり苦労し、努力しても難しいです)
- 日用品 2千円~5千円
計、約9万7千円~14万5千円
*他、交通費、携帯代、インターネット、保険なども契約により発生してきます。



支出内容を毎月しっかりと把握することが大事になります。
生活費のやりくりが大変
自由になると時間があるため、日々友達とお茶をしたり、休日には友達と遊んだり、また旅行に行く、といった機会が増えるかもしれません。
仕事帰りに一杯、なんて日も増えるそうです。
そんな楽しい気持ちに流されてお金もどんどん使ってしまい、いつの間にか「貯金ゼロに!」と想像すると恐ろしいですね。
日々のストレスで買い物しすぎてしまうということもあります。
好きなことができる、好きなものを自由に買えるからこそ、毎月のお金のやりくりを考えなくてはいけません。



毎月計算をして、金銭感覚を養わないといけませんね。
物件選びも一人でする
まず物件選びに契約、引っ越し。
この手続きがかなり大変になります。
不動産に行くと、話がどんどん進んでしまいあっという間に契約を結ぶことになるのはしばしばあること。
自分がどのような家に住みたいのか、どこに住みたいのか、じっくり考えながら不動産でお話をするのがおすすめです。



いい物件になかなか巡り合えない事も多いかと思いますが妥協できない点はブレず、不動産屋に伝えた方が良いですよ。
生活の全てを自分でやる。
料理や洗濯などの家事をすべてやるのはもちろん、洗濯は天候に左右されるのでタイミングも必要です。
ゴミ出しも意外と大変です。
ごみ出しの曜日はもちろん、分別もその地域によって変わってくるため、確認をする必要があります。



しっかり分別をし、決められた曜日通りにゴミ出しをしましょう。
生活習慣の乱れ
自由を謳歌しすぎて生活習慣が乱れやすくなることも考えておきましょう。
特に食生活の乱れと生活リズムの乱れに気を付けたいですね。
好きなものを好きなだけ食べられることにより、インスタント食品やファーストフードが増えて肥満や生活習慣病にの原因になります。
食べ物の入手方法もデリバリーや宅配弁当、通販などだけでなく家事代行サービスなども視野に入れて健康のために栄養バランスの取れた食事を毎日積み重ねていきましょう。
長期間の生活リズムが乱れると、心身共に悪影響があるだけでなく様々な不具合や病気を引き起こすことがあります。
特に一人暮らしをしているとどんな時間帯に何をしていても誰にも注意されないだけでなく、一緒に生活している人がいないため誰かと生活時間帯がずれることによる時間帯への関心がなくなりがちになるでしょう。



結果として生活時間帯を気にしない生活の中で生活リズムが乱れてしまいやすいのです。
トラブルが起きたときのリスクが高い
一人暮らしでは何もかも一人で対処しないといけません。
例えば、急に風邪をひいたり、骨折してしまったりしたときにすぐに誰かに看病してもらうことは難しいでしょう。
独りで乗り越えなくてはならないのです。
一人暮らしではトラブルを避けるための防犯対策は欠かせません。



暗い物件、暗い道などは特に怖いですよね。
特に女性の一人暮らしではかなり重要なのですが、防犯対策がしっかりしている物件は家賃も高くなってしまいます。
家賃と防犯対策を天秤にかけて妥協を余儀なくされることも少なくないでしょう。
些細なこともトラブルの原因になる可能性もあるのです。トラブルが起きた時にも基本的には他に対処してくれる人はいません。
一人暮らしの不安対処法


どのようにすれば楽しい一人暮らしを満喫できるでしょうか。
これはいかに一人暮らしでの不安に対する処理能力を携えているかにかかっているかと言っても過言ではありません。
特に以下の6つの対処法は必要になってくると思います。
- 寂しさへの不安対処法
- お金の不安対処法
- 生活の乱れへの対策
- 病気への不安対処法
- 防犯上の不安対処法
- 家事の不安対処法
では、1つずつご紹介していきますね。
1.寂しさへの不安対処法
近所に誰もいないとき、最近はSNSを上手に活用するのも一つの方法です。
何かあるときに投稿をすることで答えてくれる人がいるかもしれません。
また、定期的に投稿していると、投稿がなかった時に声をかけてもらえます。



近所のスーパーなどの店員さんと顔見知りになることも安心感を得る方法の1つでしょう。
2.お金の不安対処法
しっかりと自分の収支を把握したいですね。
しかし、家計簿を書くのが大変だという人が大半でしょう。
最近はアプリで簡単に家計簿をつけることができます。
探してみて、自分にあったアプリを使うと良いでしょう。
また、予備のお金を持っておくのも大切です。



予備のお金は、緊急事態や本当に困ったとき以外は絶対使わないと決めましょう。
3.生活の乱れへの対策
食事の乱れについては、ファストフードやコンビニのお弁当などに頼り過ぎず、自炊するようにしましょう。
もちろん自炊することが一番の対策ですが、忙しかったり疲れていたりすることもありますよね。
そういう時には栄養バランスを考えられた宅配弁当や家事代行サービスを利用するという手もあります。
生活リズムの乱れはせっかくの一人暮らしですし、たまに崩れてしまうことはあまり気にしなくてもいいと思います。
しかし、長期にわたって生活リズムが乱れてしまうと不眠や不調を招き、結果的に病気の原因にもなってしまいます。
生活リズムを安定させるのには食事の時間、就寝時間、起床時間をある程度一定にすることがおすすめですよ。



私は生活リズムが狂った時にはリラックスタイムをしっかり作り睡眠時間を確保するようにしています。
4.病気への不安対処法
普段から誰にも助けを求められないことを念頭に置いて体調管理をすることが最も大事なことです。
それだけではなく自分が調子を崩しやすい身体の部位や症状を把握して、すぐに行ける病院を知っておくことが安心感につながります。
物件を決めたときに周辺をチェックし、どこに何の病院があるのかを事前に情報を集めておきましょう。
急な体調不良に備えて薬や体温計など必要なものは揃えておくことなどの対応も必要です。
他には救急箱はもちろん急に風邪をひいて外に出れないこともあるので、レトルト食品やフリーズドライのおかゆ、ゼリー飲料など常備しておくことも大切です。



災害時などの備えにもなりますよ。
5.防犯上の不安対処法
一番の対処法は、セキュリティーのしっかりした物件を選ぶことです。
セキュリティーを考えている物件
- 管理人やコンシェルジュが常時管理している
- 警備員が配置されている
- 警備会社とすぐに連絡が取れる
- エントランスでのロックがしっかりしている
- エントランス、またドア前のインターホンにカメラが付いていて訪問者をチェックできる
- 物件の施設内に防犯カメラがついていて監視システムがしっかりしている
しかしセキュリティーがしっかりしている物件は家賃が高い傾向があります。
そこで、少しでも地域的に安心できる場所を選ぶことも考えると良いでしょう。
物件の地域選びのポイント
- 近くの警察署の有無や場所確認
- 地域住民によるパトロールの有無
- 治安のよい地域かどうか
また、自分だけでもできる防犯もあります。
自分でできる防犯
- 窓のロックを設置する
- 防犯ライトを設置する
- 防犯グッズを意識して探しておく
また、ご近所さんへの挨拶などしておくと、何かあったときに気づいてくれて助けてくれるかもしれません。
郵便物をいつでも受け取ってくれる人がいるわけではないので、近くの宅配ロッカーを利用する事もおすすめです。



最近増えてる宅配ロッカー。意外なところにあり、利用するとかなり便利ですよ。
6.家事の不安対処法



私がおすすめするのはスケジュールを立てて家事をやるということです。
おすすめの家事のやり方
- 家事のスケジュールをあらかじめ決めておく
- 掃除のスケジュールも忘れずに決める
- 家事の基本となる情報は本屋インターネットで調べておく
家事のやり方はそれぞれですが、基本的な知識を入れておくと違います。
時短や節約などを目指すことはいいのですが、逆に労力やお金を無駄にすることもあるでしょう。
慣れてくればその方法が一番ですが、困ったときは実家に聞くのも一つの方法です。



不安な事は事前に情報を調べ、備えておくことで解消できますね!



奥の手は家事代行サービスを利用し、こまごましたことを教えてもらうのもありですね。
まとめ
一人暮らしでのメリットと、そして身につくことを見てきました。
では、どのようなメリットがあるでしょうか。
一人暮らしのメリット
- 自分のペースで行動できる
- 友達や恋人を部屋に呼びやすく、同居人に気をつかう必要がない
- 趣味に熱中したい時に集中できるし、独り言をいっても誰にも聞かれない
- お金のやりくりが上手になる
- 家事のスキルが身につき、自立心が養われる結果判断力もつく
- 家族のありがたみを感じられる
そして、このようなデメリットがありました。
一人暮らしのデメリット
- お金がかかる(生活費のやりくり)
- 生活のすべてを独りでやらなければならない(物件選びや家事など)
- 生活習慣の乱れ(食生活、生活リズムの乱れ)
- トラブルが起きたときのリスクが高い
以上がメリットとデメリットですが、デメリットの対処法にも触れました。
デメリット対策
- 寂しさには、SNSの利用や、その地域の人たちと知り合いになる
- お金の不安は、家計簿アプリや予備費を準備
- 病気になる前におかゆやゼリーなどを購入しておく
- 防犯面では、セキュリティーのしっかりした物件選びと自分でも防犯グッズを用意
- 家事の不安は基本について勉強し、分からないときは家族に電話をして聞いてみる
私は今回対処法を示しましたがこのリストをヒントによりあなたに合う対処法が見つかると良いと思います。
ここに一人暮らしの寂しさを解決する方法、貯金の話などをご紹介しています。よろしければご覧ください。




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