最近オール電化にしている家もあり、電気代がかなりかかっているのではないでしょうか。
電気代自体が上がっているので、バカにならないですよね。
それだけでなく、今まで通りの暮らしをしているように思っていても、少しずつ電化製品は増えていっている。。。。
なんてことはありませんか?
電気会社によっても電気料金がかなり違いがあります。
この記事では以下に関してお伝えしていきます。
- 家電製品による電気代
- 節約方法
- 料金が安い電力会社
- オール電化
是非、最後まで読んで電気代を見直す時の参考にしてくださいね。
電気代
2022年春から、毎月のように上がってきている電気代。
できるだけ安くしたいですよね。
まずは家電製品による電気代をご紹介します。
1時間あたりの電気代=消費電力(㎾)×1kWhあたりの電気料金(平均27円)で計算しています。
どの家電にどれほど電気代がかかっているのかを把握して節約につなげていきましょう。
家電によってどのぐらい電気代が違うのかを見ていきたいと思います。
エアコンの電気代
エアコンは部屋の間取りや広さ、地域、エアコン製品により変動があります。
その点を含め、おおよその電気代を計算してみました。
今回はPanasonicのエアリア「CS-221DFL」を例に取り上げています。
1日24時間エアコンをつけっぱなしで1カ月間過ごした場合の計算です。
特に夏の暑い日はエアコンを1日中つけているお宅も多いのではないでしょうか。
Panasonic エアリア(CS-221DFL)
暖房の場合、消費電力が125~1220W
6畳のもので1時間では約3~33円となります。
冷房の場合は消費電力が137~720W
6畳のもので1時間で約3~37円になります。
これを1カ月、31日と計算したエアコンの電気代です。
- 暖房は2232円~24552円
- 冷房は2232円~27528円
このような金額になります。
冷蔵庫の電気代
冷蔵庫は毎日、24時間ずっとついていますね。
今回はハイアールの「JR-NF148-W」製品を使って調べてみました。
この冷蔵庫の電気代は、
年間消費電力が323kWhとなっているため、6264円になります。
ここから1か月分を計算とすると520.16円となります。
そこそこの電気代でしょうか。
また、冷蔵庫の中身の量やドアの開け閉めの時間のことも考えると提示した金額も変動します。
洗濯機の電気代
洗濯機は大きく分けると、ドラム式と縦型の2種類になります。
縦型の洗濯機を使っている人が多いと思いますが、どちらもみていきましょう。
今回は縦型洗濯機の例としてPanasonicのインバーター洗濯乾燥機「NA-FW12V5」をとり上げます。
また、ドラム式洗濯機はPanasonicの斜めドラム洗濯乾燥機「NA-LX129A/R」の例です。
大きく分けるとこの2種類になりますね。どちらを使っていますか?
Panasonic インバーター洗濯乾燥機 NA-FW12V5
洗濯機の消費電力量が約98Whになり、1回あたり2.6円となります。
Panasonic ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129A/R
このドラム式の洗濯機の消費電量が約68Whになり、1回の洗濯が1.8円となります。
ドラム式の場合は省エネ性能が高く、今人気ですね。
ドラム式もいいですね!
テレビの電気代
テレビの電気代は人によりつけている時間が長く、また画面の明るさでも電気代が変わります。
では、どのくらい1時間の電気代がかかるのかをみてみましょう。
テレビを一時間つけたときの金額は
- 56Wの32V型の場合1.5円
- 80Wの40V型の場合2.2円
何時間テレビをつけているかでこの1時間の金額から計算してみると良いと思います。
また、最近は4Kなどテレビも種類が多く一概には言えませんので今回の数字は目安として考えてください。
テレビはつけた時間により変わってきますので計算してみてはいかがでしょうか。
トイレの電気代
トイレは便座に暖房機能やウォシュレットなどがついているトイレのみ電気代がかかります。
使用していない時間も消費電力がかかっているので使った時間で測ることはできないものです。
その中で1か月を考えていみました。
TOTOのウォーレットG「TCF-226」の場合は1か月で315円かかります。
そのため、12カ月だと約3780円となります。1年で約4000円に近い電気代かかっているのです。
どのような機能がついているのかを調べて選んでみてはいかがでしょう。
トイレの暖房機能はずっとつけてあるからお金がかかるんですね。
サーキュレーターの電気代
エアコンの電気代を調整するために使うサーキュレーターですが、どのぐらいの電気代がかかっているのでしょうか。
サーキュレーターも2種類です。
1つ目は、DCモーター(直流型)で、この種類は低電力で動作して小型化しやすい反面、経年劣化しやすいと言われています。
2つ目は、ACモーター(交流型)といい、耐久性があるものの消費電量が大きく、一定の回転速度しか得られません。
電気代は以下になります。
- DCモーターは1か月で約162円
- ACモーターは1か月で約233円
1年で考えると電気代は807円の差がでることになります。
どちらがいいかを決めてから探しに行くのが良いと思います。
LEDの電気代
今、LED電球を使っている家がかなり多くなってきていますが、実際どれほど電気代に違いがでるのでしょうか。
わかりやすく表にしてみました。
白熱電球 | LED電球 | |
---|---|---|
購入金額 | 約100円~200円 | 約1000円~3000円 |
1年間の消費電力 | 約4257円 | 約710円 |
寿命 | 1000時間 | 40000時間 |
購入時点では白熱電球の方がLED電球より格段に安いですね。
しかし、電球の消費電力や寿命を考えると断然LED電球が優位になってきます。
かなり金額のちがいがありますね。
電気代の節約方法
電気にはいろいろな節約方法があります。
本屋に行っても節約方法がいくつも書かれている本が置かれるほどです。
ここでは、あらゆる電化製品の節約方法をまとめてみました。
エアコンの使い方
エアコンの電気代を下げるには5つのポイントを抑えるといいでしょう。
電気代を下げるポイント5つ
- 頻繁につけたり消したりしない
- 温度設定をするのではなく「自動運転モード」にする
- 夏の間は室外機にできるだけ日がかからないよう、室外機化がバーをや日陰を作る
- サーキュレーターや扇風機などを併用する
- 窓付近の遮熱効果を上げる
他にもこまめにフィルター掃除やコンセントなどの埃を取ることもおすすめします。
このように対策をしっかりすることで電気代はかなり変わってくるのです。
ちょっとした工夫でも電気代は着実に減らすことができます。
エアコンの電気代について詳しく書いた記事になります。是非参考にしてください。↓↓↓
冷蔵庫の使い方
冷蔵庫は3つのことに気を付けて使う省エネ効果が上がりますよ。
まず、扉をすぐに閉じましょう。長く開けていればいるほど冷気は外に漏れてしまい、その分冷蔵庫は温度を守ろうと活発に電力を使ってしまいます。
次に、冷蔵庫の中はスペースを十分に開けましょう。冷蔵庫の中身をぎっしり詰め込むとまた消費電力が多く必要となるからです。
最後に、料理は熱が下がってから冷蔵庫に入れましょう。温かいまま冷蔵庫に入れてしまうと冷蔵庫はその熱を冷まそうと電力消費がかさんでしまうのです。
冷蔵庫は、この3つのポイントを守るだけで電気代を下げることができます。
冷蔵庫はいかに冷気を保つことができるかというのが大事になります。
洗濯機の使い方
洗濯機の電気代をおさえるポイントはたったの3つです。
心がけ一つで簡単に電気代を抑えることができるので気を付けてみましょう。
あなたの洗濯機の使い方を見直す良い機会だと思いますので是非チェックしてみてください。
少量では洗わない
ある程度洗濯物が溜まってから洗うのがポイントです。
あまり少ない量で洗うとすすぎに時間がかかったり電気や水も多く使います。
できるだけ節約できるところは節約していきましょう。
洗剤は決められた量で
決められた量より洗剤を入れるとすすぎに時間がかかってしまいます。
その分洗濯機は電力を使うので、その負担を減らすと電気料金も節約できます。
洗剤は決めた量を入れるのがポイントです!
洗濯物を入れすぎない
洗濯機に物を入れすぎると中で洋服などが絡み合い、それにより回転が悪くなってしまいます。
その分洗濯機は電力を使って回そうとするのです。
そのため、洗濯物を入れすぎないというのがポイントとなります!
洗濯機は電気代だけでなく、水道代も関わってくるので特に気をつけたいですね。
洗濯は物を入れすぎると壊れることもあるので気をつけてくださいね。
テレビの使い方
テレビの電気代節約ポイントはたったの2つです!
テレビは画面の明るさを調節して主電源を頻繁に切ることによって節電できます。
テレビの画面が暗ければ単純にその分の電気は節約できます。
主電源を切るというのはコンセントからプラグを抜いてしまうということです。
簡単にできることですが、だからこそ気をつけたいですね。
できるところから始めていきましょう!
トレイの使い方
トイレに関しては暖房便座の方のみ、電気代の節約方法2つがあります。
- 便座の暖房の温度を時期に合わせて変える
- 保温効果を上げるため、トイレの蓋は必ず閉じる
重要なのはこの2点だけです。
気をつけてることで電気の節約につながります。
あまり便座の温度に関して気にしていなかったのならどの設定になっているのか確認してみてはいかがでしょうか。
トイレの便座は見落としていました。
サーキュレーターの使い方
サーキュレーターは室内の空気を回してくれるため、扇風機やエアコンと一緒に使うと涼しさや温かさを保ちやすくなります。
その分、温度を下げすぎたり上げすぎることなく使えるのでかなりの電気代の節約になるのです。
暖かい空気は上にたまります。
そのため、暖かくしたい時は天井の方に暖かさが行くので、サーキュレーターを天井にむけることで空気が循環し始めるのです。
また涼しくしたいときはエアコンに背を向け、真下に置くことで下にたまった冷気が循環します。
このように暑い時、寒いときなどでサーキュレーターの使い方も変わってくるんですね。
室内の空気循環をすることが大きな節電につながります。
LEDに照明を変更
最後にLED電球に照明を変更し、更に節電方法はないのかをみていきます。
照明は使っている分、もちろん電気代がかかります。
そのため、消せるときはこまめに消すことで電気代に差が出てきます。
他にも、掃除を定期的に行うことで明るくなり、電気代も安くなるでしょう。
地味ですが、簡単な事なので電気を消す習慣をつけるのが近道ですね。
料金が安い電力会社
電気料金は電力会社によりかなり違いがでてきます。
その中でも、料金が安いといわれている電力会社を探してみました。
探してみると「新電力」というキーワードが浮かび上がってきました。
この「新電力」というキーワードをニュースで見た方もいるかと思いますが、電気の発電と販売が自由になった事で新しく電気業界に入った会社のことを言います。
この新電力の参入を含めて電気代の安い会社をみてみましょう。
auでんき
KDDI株式会社、auでんきは電力自動化で一般家庭向けに提供を始めた新電力になります。
auでんきは電気利用料金によりPontaポイントが還元されるとのこと。
このPontaポイントは1ポイント1円で買い物など様々な所で使うことができるのです。
またauスマートフォンとセットで契約をすることで110円割引となります。
アプリを使うと電気料金が30分ごとに確認ができるので節電しやすいのが嬉しいですね。
リミックスでんき
リミックスでんきはどの世帯でも、誰でも必ず5%安くなるという新電力会社となります。
他には、電気料金の5%相当をビットコインに還元しえくれる仮想通貨プランがあるのです。
仮想通貨に興味がある方は試してみてはどうでしょうか。
「使い特プラン」というものであれば、基本料金は0円のプランが魅力です。
電気を使った分のみ払う、あまり家にいない方であれば嬉しいプランだと思います。
しかし、残念ながら今はサービスは関西地域のみです。
ENEOSでんき
ENEOSでんきは、長期利用を考えている人におすすめの新電力会社です。
2年単位で契約することで電気代を安く抑えることができます。
更に3年目になるとまた割引があることで長く使えば使うほどお得になる電気会社になっていきます。
ただ、気をつけたいのが契約期間中に解約や他の会社に切り替えをすると解約金が1100円発生する点です。
様々な電力会社がありますね。あなたは何を重視しますか?
オール電化の電気代
今、オール電化にしている部屋が増えてきています。
オール電化のため、ガス代などがかかりませんが、電気代はもちろん高くなるでしょう。
しかし、オール電化であっても電気代を節約することはできます。
これまでお伝えした節電方法を参考に、電気料金を抑えていく方法を考えてみましょう。
まとめ
あらゆる家電の電気代を見てきましたがいかがでしょうか。
家電製品により、電気代は変わります。
その中で節約方法はたくさんあるので、1つずつ試していくことで電気代を抑えることができるのではないでしょうか。
また、新電力時代となり、電力会社もかなり増えてきました。
会社により、様々なプランがあるため、自分に合うプランを探してみてはどうでしょうか。
オール電化の家でも工夫することで節約することが可能です!
こちらは「エアコンの電気料金」に関する記事です。よろしければ併せてご覧ください。↓↓↓