
一人暮らしの食費はいくらぐらいかかっていますか?
自炊をしたり、外食したり、毎月どのぐらい食費にかかっているのか自分の食費を知らない人が多いのではないでしょうか。
食費はできるだけ節約したいものですよね。
何よりも大切なことはまず、現状を知るという事。
そうでなければどのようにしたらいいのか、対策を立てることができません。
この記事では「食費が高くなっていて困っている」「外食ばかりになっている」「少しでも安く食費を抑えたい」というお悩みを解決していきます。
この記事を読んで、食費を少しでも節約していきましょう。
一人暮らしの1か月の平均食費はいくら?

では、一人暮らしの1か月あたりの食費をみてみましょう。
これが指標になります。
男女別でみても違いがあるようですね。
この食費の平均より上回っているのか、下回っていないかを判断してみてください。

ただしこれは、あくまで平均なので気にしすぎなくていいですよ!
一人暮らしの理想的な金額は


1か月の食費の平均はわかりましたが、理想となる金額はいくらになるのでしょうか。
理想となるのは、毎月の手取り15%だと言われています。
手取り | 食費の目安 |
20万円 | 3万円 |
25万円 | 3万6千円 |
26万円 | 3万9千円 |
現在(2022年4月)、女性全体の平均手取りは30代後半でも約25万円といわれています。



理想ではありますが、3万円台となると厳しいですね。
節約するためにすべき最初の事とは


3つの大事なポイントは
- 毎日の食費を把握すること
- 1か月の食費の上限を決め、予算をたてる
- 1週間単位で食費の予算を決める
では、1つずつ細かくみていきましょう。
毎月の食費っていくら?
今、食費にどれだけかかっているかを把握することが節約するうえで一番重要なことになります。
現状を把握できなければどこをどのように節約したらいいのかがわかりません。
家計簿を書くのもいいですし、レシートを集めるだけでもいいと思います。
今では家計簿を簡単につけることができるアプリがたくさん出ているのはご存じでしょうか。
無料でもいいものがたくさんあるので、それらを利用するのもいいでしょう。
まずはデータをとり、自分が食費にどのぐらいかかっているのかを知ることが大事です。



「Zaim」「マネーフォワードME.」「Moneytree」など他にもたくさんあります!
1か月の食費の上限を決めるのが大事
次に、食費の上限を決めていきます。
理想の金額はわかりましたが、いきなりその金額にするのは難しいですよね。
毎月使っていた食費より少し安く見積もるとそれだけで意識が変わり、買い物にも変化がうまれます
何にいくら使っているのか、どの食材がいくらなのか、それが分かってくれば節約モードに入ったと思っていいでしょう!
少し細かいことになるのですが、私は買い物に行くときにメモを持参し、食材の価格を記録しています。
それにより、何がどのくらいの価格なのかがわかるようになってきました。



まずは食費の上限を決め意識して買い物すると、思っていたよりも食費にかかっているのかどうかわかってきます。
1週間単位で食費の予算を決める
1週間に分けて予算を決めていきましょう。
より具体的な食費がわかりやすくなってくると思います。
食費のお財布を作り、その中に食費を入れ、1週間をその食費で乗り切れることを目標にしてみてください。
自分でも意識をして使えるようになり、どのように節約するのか工夫も必要になりますよね。
ここで頭に浮かんでくるのが「自炊」ではないでしょうか。
今まで自炊をしてこなかった人も少し自炊をすることを考える、いい機会かもしれません。



もちろん、できる範囲でやっていきましょう。無理は禁物です。
外食、自炊、どちらが節約になる?


あなたは自炊派ですか?
外食派ですか?
やはり自炊の方が食費を抑えられる気がしますが、外食でも食費を抑えられる方法があります。
外食、自炊、ともに節約方法を見ていきましょう!
外食
外食での節約方法をご紹介します。
- コンビニの利用を減らしていく
- 見切り品は要チェック!
- 格安チェーン店を利用
- ディナーではなくランチをが外食に
- クーポンも利用
- 外食モニターに参加
1つずつ細かく見ていきましょう。
コンビニの利用を減らしていく
ついつい行きがちなコンビニ。
しかし、コンビニの商品は割高で1か月に換算するとそれなりの金額になるはず。
まず、コンビニの利用を今までの半分にするところから始めてみてはどうでしょうか 。
コンビニにでも多くのお惣菜を今は取り扱っていますが、スーパーのお惣菜コーナーにもたくさんの商品があると思います。
コンビニではなくスーパーに行く。
頭の片隅に置いておくだけでも意識するようになり、食費を抑えることができるようになるのではないかと思います。



1回だとそうでもなくても、1か月にまとめるとそれなりにかかっているのが分かるでしょう。
見切り品は要チェック!
仕事帰りにスーパーに行くと眼につくのが「半額のシール」。
何円か割引、半額などいろいろ書いてあると思います。
この「見切り品」を是非、活用していきましょう。
何時から割引されるのか、できれば把握しておくと後々助かります。
また、コンビニでも最近時間によって少し割引になる商品もあるのはご存じでしょうか。
スーパーに寄れない方はコンビニに寄ったときにチェックしてみるといいかと思います。
格安の飲食チェーン店を利用
格安の飲食チェーン店もかなりの味方になってくれます。
順位 | 店名 | 特徴 |
1位 | 丸亀製麵 | かけうどんなど、290円からメニューあり |
2位 | サイゼリヤ | ランチがドリンクバーつけても500円。299円からとメニューも豊富 |
3位 | サブウェイ | 健康的で手軽。500円あれば食べれるメニューあり |



他にも、例えば「餃子の王将」も安いですよね!
ディナーでなくランチを外食に
外食というとディナーを考えがちですが、実は「ランチ」の魅力にはすさまじいものがあります!
ディナーでは高くなってとても入れないお店でも、ランチだとリーズナブルな価格になるお店が結構あります。
もし、外食をしたくなったら、ランチを外食にするのも一つの方法です。
できれば外食はランチで。



普段は入れないお店がランチをやっているという事もあるので1度見てはどうでしょうか。
クーポンも利用
最近よくみかける「クーポン」。
お店専用アプリなどを入れると、そのお店のクーポンがたくさん入ってきます。
お店専用アプリがなくても「ホットペッパーグルメ」や「食べタイム」「スマートニュース」にもお得なクーポンが載っています。
これを使ってお得に外食を楽しみましょう。



たいへん便利なアプリが増えています。自分に合ったクーポンアプリを探してみてくださいね。
外食モニターに参加
あまり聞いたことがないかもしれませんが「外食モニター」、「ミステリーショッパー」とも呼ばれるものがあります。
外食モニターに参加するには、まずグルメモニターを募集しているサイトに登録。
その後、対象店舗の中から行きたいお店を選んで申し込みます。
抽選で当選すればモニターとして外食をすることに。
お店にモニターだとわからないようにしながら利用し、チェック項目を意識しながら外食を楽しみましょう。
しっかりチェック項目に記入をし、問題がなければ後日金額分のポイントがもらえる仕組みになっています。



楽しみながら外食をすることができるので、気になった方は是非活用してみてください。
では、自炊はどうでしょうか?
自炊


自炊の節約方法をご紹介します。
- 安い食材や旬のものを選んで購入
- 冷凍庫や電子レンジはフル活用
- 買い物に行くのは週1~2回
- 作り置き
- 献立の工夫
- 自炊を長く続ける
1つずつ細かくみていきましょう。
安い食材、旬のものを選んで購入
安い食材はこちらになります。


また、旬の食材は安いものが多いです。
季節 | 食材 |
春 | 菜の花、イチゴ、あさり、たけのこ、春キャベツなど |
夏 | きゅうり、トマト、アジ、スイカなど |
秋 | サツマイモ、カキ、さんま、栗など |
冬 | 白菜、みかん、ぶり、大根など |
魚介類は養殖や冷凍技術が発達したことにより多くの魚が一年中流通しています。
健康にも、金銭的にもとてもいい食材。



どんどん旬の野菜を取り入れてきましょう。
冷凍庫や電子レンジはフル活用
セール時にまとめて買い物をしておき、それを下準備をする、冷凍するなどして保存すると食材を腐らせることなくうまく使えるでしょう。
例えば下準備をし、冷凍庫に保存しておいたものは電子レンジで解凍すると一品できることもあります。
また、冷凍していたものを電子レンジで解凍し、それを使って料理をすることも可能です。
セール品を購入し、冷凍し、食べるときに電子レンジで解凍。
これだけで食費を抑えることができます。
冷凍庫、電子レンジをうまく活用していきましょう。



思っている以上に効果があるかもしれません!
買い物は週1回か2回に
買い物の回数はできるだけ減らすことをおすすめします。
買い物に行くと、いろいろな商品が目に留まりついつい思っていたもの以上の買い物をしてしまうことはないでしょうか。
それを防ぐためにも、できるだけ買い物に行く回数を減らすと良いでしょう。
また、買い物に行くときに買うものをメモしてそのメモを頼りに他の物を見ずに買うことができれば時短もでき、食費を抑えることにもつながります。
他に、買い物に行く日を「特売日」やセールの時間帯、またポイントアップデーを利用すると更に食費を抑え、ポイントをもらうことで貯めたポイントが何か役に立つでしょう。
週末には作り置きを調理
週末は食べ物を作り置きする絶好の機会です!
簡単な物からで構いません。
例えば「もやし」であれば電子レンジでもやしを加熱。
電子レンジからだし、調味料を合わせるだけ。
これだけで1品できました。
難しいと思ってしまうかもしれませんが、きんぴらごぼうですと今はゴボウと人参がカットされているものが売られていますのでそれを炒めて調味料をいれるだけ。
このように簡単な物を作っておくと、平日帰ってきた時に1品ずつになり、楽に食べることができます。



思っている以上に簡単に作り置きできる料理がたくさんありますので探してみることをおすすめします!
因みに私は最近よくYouTubeで検索してヒントをもらってますよ。
献立も工夫を
献立の工夫で食費を抑えることが可能です。
できれば安い食材や日持ちする食材を利用して献立を決めたいですね。
高い食材などを利用してしまうと食費を抑えるどころか高くなってしまうこともあります。
ただ、自炊をするというのではなく「安い食材」というのもポイントです。
例えば安い食材を利用してどのような料理ができるかを「クックパッド」などで検索すると多くのレシピがでてきます。
その中から簡単な物を選んでいくと楽に自炊ができるでしょう。



できそうな料理から挑戦してみることをおすすめします。
自炊を長く続けること
自炊といっても今まで料理をしてこなかった人が毎食自炊することは困難ですし、段々と疲れてしまい結局自炊を諦めてしますことも。
そうならないよう、自炊を長続きさせるのも大きなポイントです!
- 難しいときは無理に自炊をせず、外食をする
- 簡単なものから作っていく
- 平日ではなく、休日に作る
以上3点をまずは気をつけてみてください。



これだけで自炊を長続きさせることができますよ。無理は禁物です!
食費を抑えるときの注意点2つ


食費を抑える注意点は何があるのか。
「買いすぎをしないこと」そして「無理をしないこと」の二つが挙げられます。
では、細かくみてみましょう。
買いすぎをしない
買い物に行く時は「空腹時に行かない!」。
これは結構大切なことです。
「あーこれ食べたいな」「特売品だ!」とついつい手が出てしまいがち。
そこが要注意ポイント!
このようにして買いすぎにつながってしまうのです。
逆を言うと、お腹がいっぱいの時に行く方が確実に安い金額で買い物できるでしょう



まずは買い物前に何か食べてから買い物に行きましょう。
無理をしない
もう一点注意したのは「無理をしない」こと。
どんなことでもそうですが無理をしてしまうと長く続けることはできないと思います。
それどころか、以前よりもひどい状態になることも。
無理をせず、少しずつできるところからやってみて、できたら次の一歩。
このようにゆっくり、簡単な目標を立て、進めていきましょう。
まとめ
食費の節約ポイント
- 理想の食費の金額は毎月の手取り15%
- 毎月の食費を把握
- 食費の上限を決め、その中でやりくりをする
- 外食するならランチを外食にする
- 自炊は無理のない程度にとどめる
- 買出しはお腹が空いていない時に行く
ここまで一人暮らしの1か月の食費についてみてきましたがいかがだったでしょうか。
少しでも食費抑えるヒントになっていたらなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
こちらは「一人暮らしの食事」に関しての記事です。よろしければご参考にどうぞ↓↓↓




また、こちらは「節約」に関する記事です。こちらもあわせてどうぞ↓↓↓




コメント